頸椎傷害の危険を効果的に抑えながら着用性にも優れた画期的な頸部保護システムです。市販のほぼすべてのヘルメットやモーターサイクル用品と組み合わせて使用することが出来ます。
ディテール
- カラー アントラジット
- サイズ スモール（S）： 細身の方
（5〜16歳相当の胸部の大きさに対応）
ミディアム（M）： 通常から大柄の方
（ほぼ16歳以上）
ミディアムサイズがほぼすべてのユーザーに適しています。胸部が極端に小さい方のみスモールサイズが必要です。スモールサイズは5歳程度のお子様から着用していただけます。どちらのサイズのネックブレースも各種スペーサー（付属）をバックルに挿入でき、ライダーの体格に合わせて微調整できます。
- 材質 - 上部はカーボンにKEVLAR®をラミネート
- 下部はグラスファイバー強化射出成形プラスチックです。
- クッションは成形フォームにテキスタイルカバーをつけ、快適な着用感を確保。
外側のカバーは簡単に取り外して交換、洗濯ができます（ベルクロファスナーで取り付け）。
- 重量 約700g
- 目的 本製品の目的は、大きな衝突事故の際に首、頸椎および鎖骨の部分に傷害を負う危険性を減少させることです。衝突による次のような現象を回避します。
-過屈曲： 前方への頭部の過剰な振れ
-過伸展： 後方への頭部の過剰な振れ
-側方過屈曲： 左右いずれかへの頭部の過剰な振れ
-軸荷重： ヘルメットにかかる力による脊椎圧縮
- 動作モード 頭部に大きな力がかかると、ネックブレースシステムは頭部の揺動を適切に減速し、同時に次の機能により頸部へ危険なほどに極端な曲げの力がかからないよう防止します。
- 表面とライダーの体に接触する面に施された衝撃吸収材
- 各構成部品の高い柔軟性
- 表面に衝撃エネルギーを分散させる高摩擦ゾーンを備えた可動部品による伸縮メカニズム
- 極度に大きな衝撃の場合はシステム内でエネルギーを吸収できるよう綿密に配置されたブレーキングポイント
衝突時にライダーの頸部にかかる力は首から上体全体に分散されます。このため、頸椎各部にかかる荷重が緩和され、負傷の危険性や負傷した場合の度合いも緩和されます。
- 認証 現在のところ、モーターサイクル用の頸部保護システムには認証規制や法規などはありません。しかし、本製品の研究開発段階では、BMW事故研究所においてダミーやコンピューターシミュレーションによる膨大な数の実験が徹底して行われ、動作モードが検証されています。自動車用に開発した同等のシステムはSFI 38.1（モータースポーツ用頸部保護システムの米国規格）から認証を受けました。
注記：どのようなシステムであれ、完璧な保護を提供することはできません。システムの効果には必ず限界があり、それを超えると負傷する危険性もあります。
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